小林星蘭さんと聞くと、
「あ、あの子だ」と顔が思い浮かぶ人、きっと多いと思います。
私もその一人で、はっきり覚えているわけじゃないけど、
カルピスCMのかわいい笑顔が記憶に残っていました。
でも最近、「小林星蘭 声優」という言葉で検索されているのを見て、
ああ、いまは声の仕事で、こんなふうに活躍しているんだな…、
もうこんなに時間がたったんだなぁと、
少ししみじみと自分の歳を感じちゃいました。
子役として注目されて、そのまま大人になっていく時間は、
きっと簡単なものではなかったでしょうし。
たぶん、思っている以上に気を遣う場面も多かったんじゃないかな、
そんなことを考えてしまいます。
それでも彼女は、急がずに、派手に主張することもなく、
声優という場所を見つけ、ひたむきに頑張ってきました。
小林星蘭と声優という場所|背伸びをしないという強さ
小林星蘭さんは5歳から子役として活動し、
CMやドラマ、映画、歌手活動など、本当にたくさんの経験をしてきました。
それなのに、インタビューを読むと、
「自分はまだ女優と呼ばれるほどではない気がする」と語っています。
この言葉を見たとき、
「え、そんなふうに思うんだ」と少し意外でした。
でも読み返すうちに、
とても正直で、無理をしない人なんだな…と感じました。
声優の仕事についても、
特別なレッスンを受けていたわけではなく、
現場で先輩たちの芝居を見ながら、必死についていった、と話しています。
決して「できて当たり前」という態度ではなく、
「迷惑をかけないように」と考えながら現場に立つ姿勢。
その控えめさが、声優という新しい分野を学ぶうえで大切だったのだろうし、
声にもその感じが出ている感じがします。
小林星蘭と声優キャラ|かわいいだけじゃない役が多い理由
小林星蘭さんが声を担当してきたキャラクターを振り返ると、
不思議と、ただ明るいだけの役はあまり多くありません。
たとえば『若おかみは小学生!』の関織子(おっこ)。
元気いっぱいに見える女の子ですが、
実は心の奥には大きな悲しみを抱えています。
その悲しみを大げさに出すわけではなく、
ふとした言い方や、ほんの少しの間で伝わってくるところが、
見終わった後、しばらく頭に残っていました。
『夏へのトンネル、さよならの出口』の塔野カレンも、
感情をぶつけるタイプのヒロインではありません。
静かに考えて、迷って、それでも前に進もうとする姿を、
声だけで表現しているんですが、
その声を聞いていて「作っている声だな」と思わせないところが、
なんだか自然で、印象に残るんです。
小林星蘭は声優としてうまい?ヒロアカ・エリ役で感じたこと
「小林星蘭 声優 うまい」と言われるようになったきっかけは、
やはり『僕のヒーローアカデミア』の壊理(エリ)役ではないでしょうか。
エリは、とてもつらい過去を背負ったキャラクターです。
自分の存在が周りを不幸にしてしまうと信じ込み、
感情を抑えて生きてきた女の子。
小林星蘭さん自身も、
「私にできるのかな」と不安を感じながら
オーディションに臨んだそうです。
役が決まったとき、涙が止まらなかったという話からも、
この役に向き合う重さが伝わってきます。
収録では緊張で声が震えたそうですが、
その震えを「エリの今の状態に合っている」と言われたエピソードは、
とても印象的でした。
正直、完璧な芝居というより、
緊張や不安がそのまま声に出ている感じがあって、
そこがエリというキャラクターに合っていたんでしょうね。
小林星蘭と声優・タロ役|まじめさがそのまま伝わる声
アニメ『ポケットモンスター』新章で登場するタロ役も、
小林星蘭さんらしいキャラクターだと感じます。
タロは、ブルーベリー学園の四天王のひとりで、
知識が豊富で、まじめで、少し独特な価値観を持つ人物です。
星蘭さんは、
「そういうの、よくないと思います!」というタロの言葉が
とても印象に残っていたと語っています。
収録にあたって、
ポケモンの特徴やバトルについて改めて学び直したという話もあり、
役に向き合う姿勢がそのまま声に出ているように思います。
ネットでは
「大きくなったね」「親戚の子を見ているみたい」という声も。
小さいころから知っている人は、
頑張っている小林星蘭さんをみて心がほっこりと温まったようです。
小林星蘭は、声優として少しずつ自分の居場所をつくっている
ヒロアカのインタビューで、
小林星蘭さんは「エリちゃんと一緒に成長できた」と話していました。
この言葉が、とても彼女らしいなと感じます。
役を“演じ切った”というより、
悩みながら、考えながら、
一緒に歩いてきた、という印象です。
子役として早くから大人の世界に入りながらも、
比べたり、焦ったりせず、
自分のペースで進んできた姿は、
見ていて不思議と安心感があります。
まとめ|小林星蘭の声優としての魅力は、気取らなさ
小林星蘭さんの声優としての魅力は、
決して派手ではありません。
たぶん、小林星蘭さんの声って、
「すごい!」と叫びたくなるタイプじゃないんですよね。
でも、見終わったあとに、
「あの声、よかったな」と思い出す。
そういう残り方をする声だと思います。
これから先、
どんな役を演じていくのかはわかりませんが、
きっとまた、いつの間にか気づいたら心に残っている。
そんな声を届けてくれる人なのだと思います。

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